金沢大学は16日、連日深夜に及ぶまで研究データの入力作業を学生に強いたり、「人間失格」などと怒鳴られた学生が体調を崩すなど学内でパワーハラスメントがあったとして、医薬保健研究域所属の准教授を出勤停止6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
金沢大は「被害者の精神的なケアを優先する」という理由で、処分した准教授の氏名、性別、研究分野を明らかにしなかった。
金沢大によると、准教授は平成19年6月から約1カ月間、医学部の学生6人にデータ入力作業をさせた。「やめたい」と訴えた学生1人が怒鳴られ、長期間病院に通うことになった。17年にも、准教授が卒業研究を指導した学生1人が、暴言などのため通院したという。准教授は「ハラスメントになるようなことは言っていない」と反論しているという。

