大阪市の国際特許事務所で、翻訳を担当していた元男性所員(49)を中傷したり暴言をはいたりしたとして、府警東署は12日までに、名誉棄損容疑で所長(65)、名誉棄損と業務妨害容疑で上司(29)を書類送検した。
調べでは、所長は昨年5月、全国の拠点をつなぐ事務所のモニター会議で「文系出身の君にバイオの翻訳ができるわけがない」などと発言、元所員の名誉を傷つけた疑い。
上司は、元所員が提出した翻訳書類を放置して仕事を妨害、「翻訳は質が低い」などと報告し、名誉を傷つけた疑い。この事務所では、別の元所員13人がパワーハラスメントで苦痛を受けたとして、所長らを相手に損害賠償を求めて大阪地裁に提訴し、昨年3月に和解が成立した。

